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2019年5月23日new

第12回 挑戦を続け、次の機会へ

AUT Cube2は宇宙へと旅立ちましたが、AUTのキューブサット開発への挑戦はまだまだ終わりではありません。
西尾教授はキューブサット開発について「1回打ち上げて終わりという、花火のようなものにしたくない」と語ります。西尾研究室の最終的な目標は、コンスタントに衛星を作れる力をつけること。そのためには今回の結果に一喜一憂するのではなく、経験値を積み上げるべく、挑戦を続けていくことが重要です。
西尾研究室の学生達は、すでにAUT Cube2の改良に着手し、新たな衛星を作る準備を始めています。次の打ち上げ予定はまだ決まっていませんが、相乗り衛星の募集などの機会があった際にはいつでも応募できるよう、万全に準備しておくことを目標としています。「2020年の東京オリンピックの年に合わせて次のAUT Cubeが打ち上げられたらいいですね」と西尾教授は語ってくれました。

キューブサットのような超小型衛星は2003年に初めて作られました。2013年になると打ち上げ数が急速に増え、2018年にはおよそ300機のキューブサットが宇宙に打ち上げられています。
また、2016年に打ち上げられた火星探査機インサイトは、通信を中継する方法としてキューブサットを使用しています。10年前には最新技術だったキューブサットが一般的になり、最先端を支える技術として実用化されているのです。
10年後には、AUT Cube2のミッションのように、地上からも見て楽しめる衛星が一般的に打ち上げられる時代になっているかもしれません。


2018年度の4年生たちと(中央が西尾教授)。

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